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疲労回復
やる気が出ない、体がいうことをきかない、こういったものが「疲れ」の主な症状です。仕事が多い、夏バテ、なれない運動・・・疲労の原因はいろいろです。単に肉体的な問題のみならず、精神的要因や、何らかの病気が原因になっている場合もあります。
○疲労を溜めないために
疲労対策で重要なのは、なんといっても睡眠です。睡眠はカラダ(肉体)を休めるのみならず、脳を休めるという大きな意味を持ちます。体を休ませることで疲労倦怠感の原因となる乳酸の分解を促進します。また、脳を休ませることで、脳に溜まったアンモニアなどの疲労物質の排泄を促進します。ただし、睡眠のとりすぎは逆に脳疲労を蓄積させることにもなりかねません。睡眠はほどほどに、適度な運動も心がけましょう。
○疲労対策サプリメント カラダのエネルギー代謝が滞る事が疲れの原因の1つです。エネルギーの元となる糖質の代謝を助けるのがビタミンB1、ビタミンB12などのビタミンB群です。これらの補給でエネルギーの代謝がスムーズになります。そのほかにも、今話題のコエンザイムQ10やαーリポ酸、カルニチンなどもエネルギー代謝を助ける成分として知られています。 体内でエネルギーの代謝が行われると、その副産物として乳酸が出来ます。通常は乳酸は自然に分解されて行きますが、休みがとれないような状態が続くと、乳酸はどんどん蓄積し、それが慢性的な疲労として出てきます。前述のビタミンB1、ビタミンB12やナイアシン、ビタミンCは肉体的疲労の原因となる乳酸の分解を促進してくれます。また、黒酢やもろみ酢、バリン・ロイシン・イソロイシン・アルギニンなどのいわゆる疲労回復アミノ酸も乳酸の蓄積を防いでくれます。 アミノ酸の一種アスパラギン酸は、エネルギー源になったりアンモニアの排泄に役立つなどして疲労の回復に役立ち、このような目的で栄養剤に配合される事もあります。 また、ミネラルの一種カリウムが不足するとだるさの原因になると言われています。
また、無視できないのが精神的疲労、いわゆるストレスです。カラダがストレスにさらされると、ビタミンCやマグネシウムなどが消費されてしまいます。その結果として、エネルギーの代謝がうまくいかず乳酸が溜まりやすくなってしまいます。ストレスを感じたらビタミンCやマグネシウムを補給しましょう。
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